三越ギャラリー
松江藩の藩窯として340年を迎える伝統ある窯元の楽山窯。特に7代松江藩主・松平不昧公の指導を受け「不昧公お好み窯」として親しまれてきました。侘びた中に華やかさを織り込んだ雅趣豊かな味わいが多くのお茶人を魅了しています。お家芸である伊羅保茶碗をはじめ、高麗系の作品は古からの文化を持つ出雲で制作されることにより、自ずと日本的な趣を内包し一層深みを増した作品となっています。札幌三越6年ぶりの本展は、独特の発展による雅趣魅力溢れる出雲焼を継承した茶垸、水指、花入などを中心に、味わい深い色絵に加え、独自の感性も取り入れた、やさしく表情豊かな新作の数々を一堂に展観いたします。
12代長岡住右衛門(長岡空郷)
1955年に島根県松江市に生まれ。京都にて陶技を学び、備前での修業後、義父・楽山窯11代 長岡住右衛門(空権)氏の下で研鑽を積まれました。そして、2003年より『空郷』と号し、2019年には楽山窯十二代 住右衛門を襲名されました。
◆お呈茶席 :6月13日(金)~6月15日(日) ※午前11時~午後3時まで
6月13日(金) 表千家同門会 札幌支部
6月14日(土) 裏千家淡交会 札幌第三支部 植田宗幸先生
6月15日(日) 裏千家淡交会 札幌第四支部 大八木宗香先生
【出雲焼茶垸】径14.5×高さ7.5cm
【出雲焼色絵三島水指】径17.2×高さ17.0cm
※掲載作品はお電話でのご予約も承ります。
※価格はお問い合わせください。
※掲載作品は数に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。
※出品内容等につきましては店頭係員へおたずねください。
※お問い合わせ先:札幌三越 本館9階 美術画廊:011-271-3311 代表
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