三越ギャラリー
文化勲章を辞退し、世俗から離れ、一日中自宅の庭の草花や虫を眺め、97歳まで描き続けた、“画壇の仙人”、“超俗の人”、熊谷守一。
モリカズの作品は、その生活(人生)そのままに、自由で、のびやかです。その作風は、“モリカズ様式”といわれ、単純な形態と明快な色彩によって構成され、いまもって多くの美術ファンの心を捉えて離しません。本展は貴重な生前のオリジナル版画や肉筆の水墨画を中心に約30点を展覧いたします。
掲載作品:【むくげの花】シルクスクリーン(1972年)、33.0✕23.5cm
熊谷守一 (MORIKAZU KUMAGAI)
1880年 岐阜県恵那郡付知村(現 中津川市付知町)に生まれる
1900年 東京美術学校(現東京芸術大学)西洋画科に入学
1909年 第3回文部省美術展覧会に〈蝋燭〉を出品、褒状を受ける
1910年 実母の死を機に故郷へ
1916年 再び上京して第3回二科会展に出品、二科会会員に推挙される
1932年 豊島区長崎町(現千早)に移り住み、生涯にわたりここで生活する
1964年 日本各地で数多く個展が開かれるようになる。さらにパリで個展を開催
1967年 文化勲章を辞退する
1977年 8月1日死去 享年97歳
【むくげの花】シルクスクリーン(1972年)、33.0✕23.5cm
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※お問い合わせ先:札幌三越 本館9階 美術画廊:011-271-3311 大代表
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