サルシッチャのポーリッジ 蜂蜜がけ
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  • 2020.2.27 UP

連載[後藤シェフの朝ごはん|2月]サルシッチャのポーリッジ 蜂蜜がけ

パティシエ・後藤裕一さんが朝ごはんを本気で考える「後藤シェフの朝ごはん」。2月のレシピは「サルシッチャのポーリッジ 蜂蜜がけ」です。ポーリッジとは、イギリスの伝統的な朝ごはんとして知られる、オーツ麦のミルク粥。後藤さんにとっても、イギリスで働いていた同僚に教わった思い出の味だそうです。今回はさらに、サルシッチャというイタリア生まれのソーセージをのせて多国籍風に、満足感たっぷりにアレンジ。冬の朝にやさしい時間を運んでくれそうな、ほっこり温まるヨーロッパの朝ごはんになりました。

サルシッチャのポーリッジ 蜂蜜がけ材料

RECIPE

サルシッチャのポーリッジ 蜂蜜がけ

材料(3人分)

【ポーリッジ】  
オーツ 50g
牛乳 200g
100g
<はなのみ>日本の蜂蜜 信州アカシアはちみつ 5g
少々
オリーブオイル 適量
アーモンド 適量
パクチー 適量
   
【サルシッチャ】  
合挽肉 150g
エシャロット 5g
2g
クミン 0.5g
フェンネルシード 0.5g
黒胡椒 少々
白ワイン 10g
赤ワインビネガー 20g
<はなのみ>日本の蜂蜜 信州アカシアはちみつ 10g

作り方のまとめ

下準備として、鍋に蜂蜜、塩、オーツ、牛乳、水を入れ、15分ほど置く。

その間にサルシッチャの準備。まず、エシャロットをみじん切りに。

合挽肉、エシャロット、塩、クミン、フェンネルシード、黒胡椒をこね混ぜる。

均一に混ざり切ったら、フライパンにオリーブオイルをひき、平たく整形して焼く。

両面に軽く火を通したら、さらにほぐしながら火を入れていく。完全に火が通り切る前に、白ワインを加える。

肉に火が通ったら少し余分な油を捨て、赤ワインビネガーと蜂蜜を加えて沸かしたらサルシッチャの完成。

①を、弱火で火にかける。焦げやすいのでゴムベラなどで混ぜながら。

オーツにしっかり火を入れる。お好みのとろみで火から上げます。

お皿にポーリッジ、サルシッチャを盛り付け、蜂蜜、黒胡椒、オリーブオイル、砕いたアーモンド、パクチーの葉をかけたらできあがり。

  • (
  • くわしい作り方
  • )
鍋に蜂蜜を入れる
オーツなどを加える

下準備として、鍋に蜂蜜、塩、オーツ、牛乳、水を入れ、15分ほど置く。
オーツに水分をしっかり吸わせておきます。

エシャロットをみじん切りに

その間にサルシッチャの準備。まず、エシャロットをみじん切りに。

合挽肉をこねる

合挽肉、エシャロット、塩、クミン、フェンネルシード、黒胡椒をこね混ぜる。

肉を焼いていく

均一に混ざり切ったら、フライパンにオリーブオイルをひき、平たく整形して焼いていく。

ほぐしながら焼く
白ワインを加える

両面に軽く火を通したら、さらにほぐしながら火を入れていく。完全に火が通り切る前に、白ワインを加える。

赤ワインビネガーを加える
サルシッチャの完成

肉に火が通ったら少し余分な油を捨て、赤ワインビネガーと蜂蜜を加えてソースとして沸かせば、サルシッチャの完成。

オーツの鍋を火にかける

15分ほど置いたオーツの鍋を、弱火で火にかける。焦げやすいのでゴムベラなどで混ぜながら。

オーツに火が入ったら完成

オーツにしっかり火が入ればOK、お好みのとろみで火から上げます。
水分が多くサラサラしていても数分経つとすぐに吸水するので、今回はこのくらいで。

お皿に盛り付ける
サルシッチャをのせる

お皿にポーリッジを盛り付け、サルシッチャを乗せる。

仕上げにトッピングをのせる

仕上げに蜂蜜を回しがけ、黒胡椒、オリーブオイル、砕いたアーモンド、パクチーの葉をたっぷりとのせたらできあがり。

後藤さんのいただきます

思わずほっとするミルクのやさしい甘みに、ソーセージの塩気や蜂蜜の風味が絶妙にマッチ。パクチーやスパイスのエスニックなニュアンスもよいアクセントになって、最後の一口まで楽しめる一皿です。ポーリッジにフルーツなどを入れて、甘くアレンジするのもよさそう!
さあ、次回はどんな朝ごはんが登場するでしょう。お楽しみに!

三越デイズ
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  • レシピに使ったアイテム
  • )
<はなのみ>日本の蜂蜜 信州アカシアはちみつ

信州を拠点にこだわりのはちみつやジャムを手がける<はなのみ>人気のはちみつ。淡く美しい色の蜂蜜で、やさしい香りとクセのない味わいが特徴です。かわいらしい瓶とシンプルなデザインも魅力。

  • 銀座店

<はなのみ>日本の蜂蜜 信州アカシアはちみつ

採蜜国:日本(長野県)

1,728円(200g)

  

SHOP INFO

■銀座三越 地下3階/グローサリー

PROFILE

後藤裕一さんプロフィール

後藤裕一

ごとうゆういち

1980年、東京都生まれ。大学卒業後、<オテル・ドゥ・ミクニ>でレストラン・パティシエとしてのキャリアを本格的にスタート。その後<キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ>で研鑽を積み、渡仏。フランスの<トロワグロ>本店でアジア人初となるシェフ・パティシエとして活躍。帰国後、2015年に<PATH> を「Bistro Rojiura」の原シェフと共同でオープン。2017年には「Tangentes Inc.」を設立し、デザート・菓子製造にとどまらず、メニュー開発や店舗コンサルティングなどの業務を行っている。

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