実は観光名所！日本橋三越ぶらり旅

三越といえばこのパッケージ。1950年に猪熊弦一郎氏によってデザインされた、日本の百貨店初となるオリジナル包装紙“華ひらく”です。名古屋の海老煎餅の老舗＜坂角総本舖＞の「ゆかり」も、“華ひらく”パッケージに衣替え。新鮮な天然海老の身を、一枚一枚丹念に焼き上げた香ばしい味わいは、日本酒にもよく合います。

三越のもうひとつのシンボルといえば、本館正面入り口に鎮座するライオン像。大正3年（1914年)から、震災も戦争も無傷で乗り越えてきたライオン像は、今ではお菓子のモチーフになってしまうほどの人気ぶり。期間中は人気のロングセラー＜烏鶏庵＞のカステラにも、ライオンの焼印がお目見え。しっとり濃厚な味わいをさらに引き立ててくれるデザインです。    

あっさりとした甘みのシュガークリームと、口ほどけのよいヴァッフェル生地の組み合わせが絶妙なバランスの銘菓「千寿せんべい」。こちらも、波間を飛ぶ鶴の絵が、三越のライオンに変身！ おなじみの味が、期間限定デザインになりました。幅広い年代の方に好まれる和洋折衷の味わいは、手みやげにもぴったりです。    

バームクーヘンで有名な＜クラブハリエ＞にも、ライオンバージョンが登場。凜々しい顔つきのライオンの箱は、とっておきたい愛らしさ。後ろには尻尾まで生えているのも心憎い演出です。中には、手のひらサイズのミニバームクーヘンが4つ。しっとりふわふわの生地は、甘さ控えめで、生地周りのシャリシャリとしたお砂糖の食感がアクセントです。   

昨年秋にリニューアルして大ヒット中の、日本橋三越本店の限定品。アーモンドとヘーゼルナッツをキャラメリゼしてペースト状にした自家製プラリネを、バウムクーヘン生地に練りこんでしっとりと焼きあげました。ナッツの香ばしい香りと、風味豊かで深みのある味わいが人気の秘密です。