早いもので1月も後半。日本酒好きにはたまらない寒仕込みによる新酒の季節がはじまります。日本酒ビギナーの方に、この機会にぜひ知っていただきたいのは、一般的な話として“寒い時期に仕込む日本酒はおいしい”ということ。日本酒の仕込みは温度管理が大切ですが、気温が低い時期は雑菌が少なくなり、日本酒造りに最適なのです。とくに一年で最も気温が下がると言われる小寒から立春までを寒の内(2020年は1月6日から2月4日)といい、寒さを活かして酒を仕込む寒仕込みのシーズンとされています。
さて、そんなおいし〜い冬の新酒について「何かと忙しい年始の時期が過ぎたら、おいしい新米新酒で一息ついてほしいですね」と語るのは日本橋三越本店の北城バイヤー。フレッシュな新酒が多い中で、“飲みやすさ・いやし”をテーマにした、おすすめの新米新酒を3本選んでもらいました。もろみを搾る過程で最初にほとばしる「あらばしり」、できたての味を閉じ込めた「無濾過原酒」、3本目には寒仕込みではないのですが“飲みやすさ・いやし”のテーマにぴったりな冬のお酒「にごり酒」もご紹介。 似合うグラスもちがう新酒たちです。
あらばしりならではのしっかりとした酸味と旨みの中に、軽やかな吟醸香とその後ふわりと切れる後味を感じることができます。和食との相性はバツグンで、特にふろふき大根など旬の食材を活かす料理にぴったりです。
1,936円(720ml)
SHOP INFO
■日本橋三越本店 本館地下1階/ラ・カーヴ 柱番号G-9横
[販売個数]30点限り
[販売期間]2020年2月12日(水)から
豪雪地帯の津軽の蔵元より。青森県産米を白神山系地下伏流水で仕込み、原酒を濾過せず「できたての味」を封じ込めました。味のしっかりとした魚介類、特にイカや貝類にぴったりマッチする味わいです。
1,375円(720ml)
SHOP INFO
■日本橋三越本店 本館地下1階/ラ・カーヴ 柱番号G-9横
[販売個数]12点限り
[販売期間]2020年2月5日(水)から
新米で仕込む冬限定のにごり酒です。新米から自然に醸し出されるやさしい甘味とフレッシュな酸味は、この時期だけの味わい。クリームシチューのような牛乳を使う料理やチーズとの相性が素晴らしい一本です。
1,320円(720ml)
SHOP INFO
■日本橋三越本店 本館地下1階/ラ・カーヴ 柱番号G-9横
[販売個数]12点限り
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