江戸時代には、“福”に通じるものとして“藤”や“筆”など“ふ”のつくモチーフを描いた「有掛絵(うけえ)」を贈る風習がありました。“有掛”とは、幸運が7年間も連続すると言われる年回りのこと。そんな幸福に恵まれるよう願いを込めて、“ふ”のつくものを贈ることを「有掛ふるまい」とも呼びました。大切な人やお世話になった人の幸せを願う気持ちは、今も昔も変わらないもの。暮れや年賀のご挨拶に、“ふ”のつくおいしさを贈ってみるのも粋かもしれませんね。
<たねや>を代表する銘菓である「ふくみ天平」を、紅白の彩りでおめでたく仕上げた一品。ふくよかな求肥入りの餡を、近江の羽二重糯を使用した芳ばしい最中種にはさみました。古くから神前にも供えられてきた稲穂やお餅の“福”を、たっぷりと味わって。
1,210円(6個入)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/柱番号 A-3横
■銀座三越 地下2階/和菓子
[販売期間]2020年1月15日(水)まで
加賀藩前田家の家紋である“剣梅鉢”をかたどった「福梅」は、藩政時代後期から愛される歴史的銘菓のひとつ。<森八>が手がける「福梅」は、厚く固めに焼き上げた最中種に、米飴を加えたコシの強い粒餡をはさんでいるのが特徴です。新春らしいたたずまいは、お年賀にもおすすめ。
1,426円(2色計8個入)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/柱番号 A-5
ふんわり、くちどけのよい麩焼きせんべいは、幅広い年代の方に楽しんでいただける“ふ”のつく一品。ほんのりとした甘さを感じさせる和三盆入りと、香り豊かな生姜入りの2種類を詰合わせました。2020年の干支である“子”のうしろ姿も、心をほっと和ませてくれます。
1,728円(16枚入)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/柱番号A-5
[販売期間]2019年12月31日(火)まで
“福”のつく縁起菓子といえば、やっぱりはずせないのが“大福”です。<かんら日本橋>の看板商品でもある豆大福は、北海道の契約農園から直送された小豆を使用。丁寧に炊き上げた粒あんを、やわらかなお餅で包んだ自慢の味わいは、笑顔と幸福な時間を運んでくれるはず。
207円(1個)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/柱番号 B-5
福俵、打出の小槌、砂金袋をかたどったおせんべいの中には、招き猫をはじめとするかわいらしい土人形のミニチュアと金平糖が。なんとも縁起のいいこのお菓子は、金沢に伝わる迎春菓子「福徳せんべい」。眺めているだけで幸福になれそうなキュートさは、お年玉に添えても喜ばれそうです。
1,296円(5個袋入)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/菓遊庵
■銀座三越 地下2階/菓遊庵
[販売期間]2020年1月7日(火)まで
その名もおめでたい「冨貴寄」は、バター不使用の和風クッキーや金平糖、和三盆糖、ハッカ糖、落花生、落雁などが30種類以上揃った贅沢な詰合せ。さらに2020年の干支である“子”の絵柄入りの麩焼きも入っています。どれから味わうか迷うのも楽しい、贈り物にもぴったりな縁起菓子です。
1,998円(1缶/200g)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/菓遊庵
■銀座三越 地下2階/菓遊庵
[販売期間]2020年1月7日(火)まで
“幸福”モチーフのひとつでもあるふくろうをかたどった、かわいらしい懐中しるこがこちら。国産のもち米を使用して丁寧に焼き上げた最中皮は、お餅のかわりとして楽しめます。“マンガンジョウジュ(満願成就)”と唱えながらふたつに割って、お湯を注いで召しあがれ。華やかなパッケージにも注目です。
540円(1箱/2個入)
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■銀座三越 地下2階/菓遊庵
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