ファッション、フード、カルチャー。世界中から脚光を浴びている街、東京。じつはここ最近、その東京で育った「東京産」の食材に注目が集まっています。400年以上の歴史を誇る江戸東京野菜をはじめ、新鮮な果実や魚介類、ブランド黒毛和牛など、その数は想像以上。しかも新鮮で品質も上々。よくよく考えてみれば高尾山から伊豆諸島、小笠原諸島も東京都なのですから、地方に負けない東京産の潜在能力はまだまだある気がしてなりません。今回のフードコレクションでは、東京の名だたるお店がそんな東京産の魅力ある食材を積極的に使い、腕によりをかけたスペシャリテを披露します。江戸の中心地、日本橋から、生粋の「メイド・イン・トーキョー」。身近なおいしさをあらためて実感していただく「都産都消」の2週間です。
創業は明治二年。東京でいちばん歴史のある、日本橋のすき焼きの銘店<伊勢重>からの一品。すき焼きの肉には、東京唯一のブランド黒毛和牛「秋川牛」をセレクトしました。脂のキレが良く、ジューシーさに加えて、お肉の甘みと旨みを同時に味わえるという、お肉好きにはたまらない希少なブランドです。そこに東京産野菜を合わせた贅沢なすき焼き重。この機会にぜひ味わってみてはいかがでしょう。
2,500円+税(1折)
SHOP INFO
■日本橋三越本店 本館地下1階/フードコレクション
[販売期間]2019年9月18日(水)〜24日(火)
今をときめく大阪のブーランジュリ<ル・シュクレクール>、ミシュラン二ツ星に輝く<レフェルヴェソンス>、そしてノルウェー・オスロ発のコーヒー<フグレン>。この3つのお店がコラボレーションし、六本木ヒルズにベーカリー・ダイニング・カフェを昨年オープン。その名は<ブリコラージュ ブレッド&カンパニー>。今話題のこのショップからは、同時出店する<フロマージュ・デュ・テロワール>の東京製造チーズ「フロマージュ・ドーメ」を使った「いちじくとフロマージュのブレッサンヌ」が登場します。いちじくの酸味とクリーミーなチーズのまろやかさがよく合います。週末のブランチに、またひとつ楽しみができました。
417円+税(1個)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/フードコレクション
[販売期間]2019年9月18日(水)〜24日(火)
“テロワール”とは、その土地、あるいは地域といった意味を持つフランス語です。ご紹介する<フロマージュ・デュ・テロワール>の代表である鶴見和子氏のこだわりは、この言葉に表れています。使用する原料乳や乳酸菌、塩、そして風味をつけるためのお酒などはすべて東京都青梅市、あるいは近隣の産物。すなわちここで作るフロマージュ(チーズ)は、東京というテロワールから生まれたものなのです。今回セレクトしたフロマージュも青梅市産の牛乳を使い、乳酸菌も東京産のウォッシュタイプチーズです。<フロマージュ・デュ・テロワール>は2014年に創設されたまだまだ若いブランド。それでも一本筋の通った江戸っ子気質のそのスタイルに、これからも乞うご期待です。
2,315円+税(250g)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/フードコレクション
[販売期間]2019年9月18日(水)〜24日(火)
※写真は調理の一例です。
1913年(大正2年)創業の<遠忠食品>。今もなお、昔ながらの製法と味を守り続け、江戸の職人らしさが息づく老舗の佃煮屋さんです。海の幸、山の幸といった原料は国産素材を使用し、どなたにも安心して、おいしく召しあがっていただける佃煮やお総菜をお届けしています。もちろん、化学調味料や合成添加物は使用していません。ご紹介する「混ぜ込みご飯の素」に使われているあさりも、江戸前のむき身。ちょっぴり小ぶりですが、旨みがぎゅっと凝縮されています。茎わかめもすべて江戸前で水揚げされたものというこだわりようです。素材本来の味わいをじっくりご堪能ください。
1,370円+税(150g/2合分)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/フードコレクション
[販売期間]2019年9月18日(水)〜24日(火)
ぜひおすすめしたいのが、昭和30年から続く東京下町のくずもち専門店<江戸久寿餅>が贈る新感覚ドリンク。特製の黒蜜と谷中生姜を使った「クズクズジンジャーエール」です。コップの底の方に見えるつぶつぶの正体は、なんと久寿餅です。コクのある特製黒蜜の豊かな甘さ。谷中生姜のスッキリ香ばしい味わい。そしてとどめは口の中に飛び込んでくる久寿餅の心地よい食感……。百聞は一見にしかず。この三位一体の新感覚のおいしさを、ぜひ体感してください。
500円+税(1個)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/フードコレクション
[販売期間]2019年9月18日(水)〜24日(火)
外はカリッと中はしっとり。ひとつひとつ丁寧に焼いた大きなアメリカンスタイルのマフィンが大人気。東京下町をベースにするマフィン専門店<デイリーズマフィン>からは、「小松菜マフィン」をエントリー。ビタミンAやミネラルが豊富な東京産小松菜をふんだんに使用しています。ちなみに小松菜は、江戸時代に八代将軍徳川吉宗が、今の東京都江戸川区あたりの「小松川村」に鷹狩りで立ち寄った際に、青菜の入ったすまし汁が振る舞われ、将軍はその名もない青菜が気に入って、その場所にちなんで自ら「小松菜」と名付けたとか。そんなエピソードがある小松菜がたっぷり入ったこのマフィン。召し上がる際には、トースターで焼いていただくのがおすすめです。
333円+税(1個)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/ベーカリーセレクション
[販売期間]2019年9月18日(水)〜24日(火)
出店期間:2019年9月18日(水)〜9月24日(火)
<福生ハム><塚田水産><丗- SOU -> など
出店期間:2019年9月25日(水)〜10月1日(火)
<松阪牛の長太屋><米屋(めしや)><築地寿司清><夢屋><味辰><仁和寺前 佐近><富泉楼><本格手打 もり家><ユーイチ> など
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※価格はすべて税別です。2019年10月1日(火)より消費税率が変更されます。標準税率(10%)と軽減税率(8%)が混在しております。
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