ジャパネスクコート
■中村貴寛 イタリアン金属工芸展
■3月5日(水)~3月11日(火)[最終日午後4時終了]
■8階 ジャパネスクコート
彫金技法の一つである「打ち出し」の技術を駆使し、動植物や伝統紋様、歴史的建造物や風景などをテーマに、アクセサリーやインテリア小物などを制作する中村貴寛。一枚の金属板を型を使わずに鉄タガネと金槌を駆使して色々な形に加工できる金属工芸で、主に銀、銅、真鍮の板を扱います。その厚さは0.5~1.2mm。
■中村 貴寛 Nakamura Takahiro
金属造形作家
2001年~ イタリア、ルネサンスの街フィレンツェに渡り彫金学校「Scuola Internazionale Dell’arte Dei Metalli」で彫金、彫刻の分野で知られた(故)ビーノ・ビー二氏に師事。フィレンツェの銀器工房「Foglia Argenteria 1935」で伝統工芸である打ち出しの技術を習得。
2005年~ 同工房に就職し、銀食器、教会の装飾品や日用品、トロフィ(F1サンマリノグランプリ、セリエAで活躍された選手に送られる)
に至る、銀、銅、真鍮、ブロンズを使った様々な仕事に携わる
2011年・2013年・2019年 ギャラリーやさしい予感、ギャラリーSpaceKで個展開催
パリでのグループ展に参加
2022年 関メタルアート2022(芸術部門) 佳作
現在は帰国し、西洋で学んだアート表現と和の趣とを調和した作品制作を模索しつつ、展示会、彫金体験型ワークショップを定期開催。岐阜県土岐市に制作拠点を置き、東京を中心に活動中。
干支シリーズ 「巳」
一枚の真鍮板から打ち出した、干支シリーズの壁掛けパネルです。
16,500円
緑光
銅板、真鍮板の打ち出しで作ったパーツをロウ付けして作りました。額縁の部分は真鍮打ち出しでオリーブをモチーフに、中央には鷲を銅板で打ち出しています。
242,000円
暁月夜
暁月夜のイメージで、狼をモチーフに月とオリーブの枝で表現したオブジェです。シルバーの板を打ち出して制作しています。
176,000円
紳士
一枚の銅板から打ち出した、銅板パネルです。インテリアの壁掛け飾りです。
88,000円
ツバメとオリーブ
シルバー打ち出しペンダント、型を使わずに金槌と鉄タガネを使って一枚の銀板から打ち出しています。
41,800円
真鍮ペンダント
真鍮板の打ち出しで制作。バロック模様を元にそれぞれの形に合わせてデザインしました。
13,200円
クレマチス
花のモチーフで作ったピアスです。銅板を打ち出して花を作り、日本の金属工芸で使われる「緋銅」を作るやり方で赤く変色させています。
4,400円
デメキン
銅板を打ち出して制作。胴体と各ヒレの部分のパーツを作りロウ付けして作りました。表面の赤色は日本の伝統的な手法の「煮色着色」で表現しました。
198,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
その他のニュース