7階 美術サロン
サブカルチャーアートの世界 セル画展
名古屋三越美術画廊では、近年アート市場で高い評価を受け、幅広い世代に支持されているマンガ、アニメに関するアイテムを、ファインアートやコンテンポラリーアートに対する『サブカルチャーアート』と位置づけ、取り上げてまいります。
第一弾の今回は、アニメの制作素材である「セル画」を特集いたします。
セル画とは、アニメーターが紙に連続した動きを描いた「動画」を、透明シートに手描きまたはトレスマシンで転写し、裏面から彩色したもので、美術担当が描く「背景」と重ねて撮影することでフィルムが完成します。
30分番組で約3000~6000枚使用されるため、70年代までは産業廃棄物として処分されていましたが、80年代のアニメブーム以降コレクターアイテムとして人気が過熱し、大手アニメショップによる複製品(製法は通常のセル画と同じ)や、人気アニメのセル画コレクションと銘打ったムックなどが発売されるほどのブームとなりました。
90年代半ばからアニメ制作がデジタル化されるに伴い、セル画は使用されなくなったため、年々稀少性が高まり、人気作品や絵柄の良いものは評価がうなぎ登りとなっています。
今展では人気アニメ作品を中心に約100点のセル画を展示販売いたします。ぜひ、この機会にサブカルチャーアートの世界をお楽しみいただきますよう、ご案内申し上げます。
<お問い合わせ先>
■ 7階 特選画廊
■ Tel. 052-252-3693(直通)
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※価格はすべて、税込です。
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