7階 特選画廊
Familiar at home 清水北條・清水啓一郎・清水小北條・曽根絵里子 四人展
Familiarーそれは表現を携えた ばらばらなひとつ。
本展は清水啓一郎・曽根絵里子夫妻、
啓一郎氏の父にして常滑焼伝統工芸士 無形文化財保持者の清水北條氏 。
そして、啓一郎氏の弟で急須作家の小北條氏 、
清水家の4人が家族の名を冠して届ける展覧会の第3章です。
血と技が紡ぐ表現の連鎖が鮮やかに共鳴します。
ー 陶芸 ー
■ 清水 北條 Hokujo Shimizu ■
1945年 愛知県生まれ
1964年 愛知県立常滑高校窯業科卒業
2016年 瑞宝単光章 伝統工芸業務功労受賞
2007~2019年 愛知県立芸術大学陶磁実技非常勤講師
2013~2020年 とこなめ陶の森 陶芸研究所講師
現在 (社)日本工芸会 正会員 通商産業大臣認定 伝統工芸士
常滑市指定無形文化財保持者
業界の重鎮として国内外で高く評価され、数々の受賞歴を誇ります。
本展では長年取り組んできた技法の集大成として、朱泥、白泥の茶注作品を多数披露いたします。
常滑焼と真摯に向き合ってきた職人の息吹をぜひご高覧ください。
<在廊予定日>
8月9日(土)~11日(月・祝)
ー彫刻ー
■ 清水 啓一郎 Keiichiro Shimizu ■
1975年 愛知県生まれ
1999年 東京藝術大学 美術学部 彫刻科 卒業
サロンド・プランタン賞受賞
2001年 東京藝術大学大学院 美術研究科修士課程 彫刻専攻 修了
現在 城西大学付属川越高等学校・城西川越中学校 美術専任教諭
NPO法人埼玉県私立学校芸術文化連盟 代表理事
一陽会 会員
埼玉県美術家協会 招待作家
「記憶を留めること」をテーマに表現の可能性を追求しています。
技法や素材は多岐にわたりますが、
作品の奥には一貫して静かな記憶の層が重なり、
かたちの奥に佇むいつかの輝きを感じていただければ幸いです。
<在廊予定日>
8月6日(水)・9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)・12日(火)
ー 陶芸 ー
■ 清水 小北條 Kohokujo Shimizu ■
1977年 愛知県生まれ
2018年 東海伝統工芸展入選
2019年 四日市萬古陶磁器コンペ優秀賞受賞
現在 北條陶房での作陶とあわせて、モデルとしても活動中。
繊細に造形された小北條氏の作品には歴史への敬意と現代の美意識が共存しています。
伝統に裏付けられた実用美とスタイリッシュなフォルムが織りなす「新たな常滑焼」の可能性をご高覧ください。
<在廊予定日>
8月6日(水)~12日(火)
ー彫刻ー
■ 曽根 絵里子 Eriko Sone ■
1982年 宮城県生まれ
2005年 東京藝術大学 美術学部 彫刻科 卒業
2007年 東京藝術大学大学院 美術研究科 修士課程 彫刻専攻 修了
現在 彫刻家、玩具原型師
曽根氏は清水北條氏が長年使い続けてきた常滑の土に彫刻家の眼差しで向き合います。
土が持つ記憶と自身の内的な風景が交差するところに生まれるのは、
言葉になる前の感情や日常の隙間に潜む気配のようなもの。
柔らかくも芯のあるかたちが静かに空間に佇みます。
<在廊予定日>
8月6日(水)・10日(日)・11日(月・祝)・12日(火)
※都合により作家在廊日が変更になる場合がございます。ご了承くださいませ。
<お問い合わせ先>
■ 7階 特選画廊
■ Tel. 052-252-3693(直通)
清水北條
「朱泥窯変棗」
6.7×6.7×7.4cm
炻器
330,000円
清水北條
「朱泥梨皮藻掛窯変嵌蓋茶注」
6.5×11×9.5cm
※注ぎ口、把手含む
容量140ml
炻器
264,000円
清水啓一郎
「収穫祭」
16×16×34㎝
御影石・ブルーパール
330,000円
清水啓一郎
「ニライカナイからの手紙」
163×163×12㎝
木・木炭紙
880,000円
清水小北條
「焼締象嵌茶注」
8×14×7㎝
※注ぎ口、把手含む
容量120㎖
炻器
22,000円
清水小北條
「朱泥象嵌茶注」
10×13×9㎝
※注ぎ口、把手含む
容量200㎖
炻器
27,500円
曽根絵里子
「Anemone」
65×45×45㎝
テラコッタ
880,000円
曽根絵里子
「よふかし。」
18×18×30㎝
テラコッタ
638,000円
清水啓一郎
「老人と海」
220×230×24cm
木・木炭紙
2,640,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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