三越 春の逸品会 2月15日(土曜日) 午前10時から午後7時 2月16日(日曜日) 午前10時から午後6時30分 ホテルニューオータニ ザ・ メイン 宴会場階三越 春の逸品会 2月15日(土曜日) 午前10時から午後7時 2月16日(日曜日) 午前10時から午後6時30分 ホテルニューオータニ ザ・ メイン 宴会場階

美術

Andy Warhol &
Jean-Michel Basquiat

ふたつの巨星。

ポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルと、彼と深い交流があり黒人アーティストとして初めて世界的な評価を得たジャン=ミシェル・バスキアの作品を逸品会で特集いたします。ウォーホルの「MICKEY MOUSE」はアメリカの20世紀のポップカルチャーを象徴する10体の人気キャラクターで構成された「MYTHS(神話)」シリーズの中の一作で、ハイカルチャーとローカルチャーの境界を曖昧にし、伝統的な芸術の概念を覆す試みを打ち出した歴史的作品。一方、バスキアの「Rinso」は黒人を白人化しようとする概念の例えとして洗剤のブランド名をタイトルにし、人種差別への抗議の意志を強烈に示した作品。会場では2人のそれぞれの作品を、親交の歴史や略歴のパネルと合わせてご紹介いたします。

〈アンディ・ウォーホル〉
MICKEY MOUSE(「MYTHS」より)
(1981年制作・スクリーンプリント・96.5×96.5cm)
※価格はお問合せください

〈ジャン=ミッシェル・バスキア〉
Rinso 27,500,000円
(2001年制作・スクリーンプリント・101.6×101.6cm)
◎アリエスの間

Marc Chagall

人生を彩るものたち。

マルク・シャガールやベルナール・ビュッフェ、2025年に没後70年を迎えるモーリス・ユトリロなど近代フランスの巨匠作品を特集いたします。本作は旧約聖書「ノアの方舟」の中で神と人間の和解を告げる存在、平和の象徴である鳩を、自身である画家の頭上に描き、周囲には故郷や恋人などの重要なモチーフを散りばめ、代名詞とも言える青をベースに全体の色調をまとめた色彩の魔術師シャガールの真髄とも言える作品です。

〈マルク・シャガール〉
鳩を持つ画家 (Le peintre à la colombe)
(1969年制作・ボードに油彩、テンペラ・45.8×38.3cm)
※価格はお問合せください
◎芙蓉の間

Ikuo Hirayama

日本美術と院展。

院展は1898年に岡倉天心によって設立された日本美術院が1914年に復興されたことに端を発する近代日本美術の歴史を映す展示の場。三越日本橋本店で今年2月に開催される再興第110回院展記念展に先立ち、横山大観や安田靫彦、平山郁夫などの日本画の近代巨匠作品を、逸品会で特別展示いたします。本作「上賀茂の春」は2005年に開催された「平成洛中洛外 平山郁夫展」の出品作の一つ。院展作家の他、同時代を支えた日本画家たちの作品もご覧いただけます。

〈平山郁夫〉
上賀茂の春
(日本画・50号)
※価格はお問合せください
◎芙蓉の間

Akira Kugimachi

境界の虹。

「あの世とこの世の境界を意識し、生と死に向き合うことで人は自他を超えた世界へ羽ばたくことが可能になり、また新たな自分と出会うことになるのかもしれません」一瞬で過ぎ去る虹と宇宙の歴史から見れば瞬きのようなものかもしれない人間の一生が、儚さという共通点で重なることを感じた釘町氏が、上下反転した光る虹を岩絵具で描いた作品。

〈釘町 彰〉
Bifröst (Yellow)
1,650,000円
(日本画・53×53cm)
◎芙蓉の間

1968年 神奈川県生まれ
1993年 多摩美術大学美術学部絵画科日本画を首席で卒業。瀧富士美術賞受賞
1995年 同大学大学院修士課程絵画科日本画専攻修了
パリへ移住しマルセイユ国立美術学校に在籍
1999年 パリ第8 大学大学院修士課程修了
2006年 マルセイユ・フランス国立美術学校 特別講師
パリを拠点に精力的な創作活動を行っている。

■ 作家来場
2月15日(土)・16日(日)各日終日

釘町 彰氏

Imaizumi Imaemon XIV

色鍋島、墨はじき。

鍋島藩窯の御用赤絵師として色鍋島の伝統や技術を継承しつつ、新たな表現を追求し続ける重要無形文化財「色絵磁器」保持者、十四代 今泉今右衛門氏の作品を逸品会で特集いたします。一子相伝の技法伝承に取り組みながら、江戸時代の「墨はじき」の技法を昇華させるなど、伝統をふまえながらも時代に調和する現代性と、当代ならではの個性が表現されています。

〈十四代 今泉今右衛門〉
色絵薄墨墨はじき四季花文花瓶
2,200,000円 【1点限り】
(磁器・径25.1×高さ29.8cm)
◎芙蓉の間

1962年 佐賀県・有田町に生まれる
1990年 父の十三代 今右衛門のもと家業に従事
2002年 十四代 今泉今右衛門を襲名。
色鍋島今右衛門技術保存会の会長に就任。
2009年 紫綬褒章受章
2014年 重要無形文化財
「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定
2020年 日本工芸会副理事に就任
2023年 日本陶磁協会賞金賞受賞

■ 作家来場
2月15日(土)・16日(日)各日終日

十四代 今泉今右衛門氏

ご紹介しきれない品揃えはこちらから

TOPへ
もどる