菓遊庵
おいしいモノがたり。
 
旬歳時記

日々の暮らしの中で、季節の移ろいを感じ、楽しむ日本人の心を、
美しい言葉で表した二十四節気。
啓蟄、清明、立夏、白露など、二十四の言葉に、移りゆく季節の情景を映しています。このすてきな感性を、もっと暮らしの中に取り入れてみませんか。

「重陽の節句」8月21日(水)~9月9日(月) 詳しくはこちら >>

今回のテーマ

「中秋の名月」

9月13日は「中秋の名月」
中秋とは、文字通り秋の半ばを意味し、名月とは、その日の満月のことです。日本では明治初頭まで、カレンダーは月の満ち欠けを基準にした太陰暦でした。そのため、毎月1日の新月から月が満ちて15日は満月になります。これが十五夜と呼ばれるゆえんでもあります。太陰暦では、秋は8月。その半ばの15日の満月が一年でもっとも美しいとされ「中秋の名月は8月15日」と決まっていました。現在は太陽暦なので、中秋の名月はその年によって月日が変わり、今年は9月13日(金)です。稔りの秋に輝く満月は豊穣の象徴でもあり、収穫した里芋を供えることから「芋名月」とも呼ばれています。現在、一般的に飾られているのは月見団子とすすきの穂。月見団子は里芋と同様のお供え物で、秋に収穫した米を粉にして団子にしたもの。すすきの穂は魔除の力があるとされ、飾ることで無病息災を願います。満月を愛でる風情を楽しみ、幸せを願う秋の歳時記をお楽しみください。

菓遊庵の旬歳時記

「中秋の名月」
2019年8月28日(水)~9月13日(金) 三越・伊勢丹各店 食品フロア菓遊庵
※店舗により会期が異なります。詳しくは売場係員にお尋ねください。

おいしくて楽しいお月見のお菓子。
愛らしいうさぎや月をモチーフにした、お月見にぴったりなお菓子をご紹介します。

うさぎとすすきの焼印で中秋の名月を表現した、半月の薄種せんべい。中にはそれぞれ、風味豊かなこし餡と抹茶餡をはさみました。サックリ軽い歯触りとなめらかな餡、京菓子ならではの上品で繊細な味わいをお楽しみください。

京都〈亀屋良長(かめやよしなが)
京半月(きょうはんげつ)(月見(つきみ)うさぎ)

5枚入 692円

上部は琥珀、下部は淡雪の2層仕立ての上生菓子。満月を見上げるうさぎと、涼しげな音色を奏でる鈴虫をデザインしました。季節の移ろいや自然の営みを暮らしの中で楽しむ、感性豊かな日本の心で仕上げました。

三越伊勢丹限定
島根〈三英堂(さんえいどう)
向月(こうげつ)

2個入 648円

定番の一口サイズの薯蕷饅頭を、まん丸お月さまと愛らしいうさぎのデザインで仕上げました。米粉と山芋で作った口当たりしっとりの薯蕷生地の中は、十勝産小豆で作った甘さ抑えめのこし餡。伝統ある人気のおいしさをお月見でお楽しみください。

東京〈塩瀬総本家(しおせそうほんけ)
月見饅頭(つきみまんじゅう)

9個入 1,296円

3羽の子うさぎが、美しい満月に向かって跳ねるさまを表現した、錦玉、道明寺、小豆の練羊羹を重ねた三層細工羊羹です。日ごと深まりゆく秋の風情を、目で舌でお楽しみください。

京都〈俵屋吉富(たわらやよしとみ)
創作羊羹(そうさくようかん)観月(かんげつ)(うたげ)

半棹・長さ約10.5cm 1,080円

お月見をモチーフにした糖蜜ボンボンの詰め合わせ。満月、うさぎ、桔梗&すすきの意匠をそれぞれ砂糖細工で仕上げました。和菓子職人の手技から生まれた可愛らしいボンボンの中には甘い糖蜜がたっぷり。子どもも大人もお楽しみいただけるお菓子です。

京都〈俵屋吉冨(たわらやよしとみ)
糖蜜(とうみつ)ボンボン「名月(めいげつ)うさぎ」

12個入(3種×各4個) 972円

小箱の中に干菓子で絵を描いたような、目にも楽しい詰め合わせ。〈ばいこう堂〉ならではの、職人による伝統製法で作る和三盆糖「和三宝」を原料に、うさぎやお月見団子、秋の草花などの意匠を、繊細な細工と豊かな色彩で仕上げました。

香川〈ばいこう(どう)
うさぎのお月見(つきみ) 小箱(こばこ)

16個入 594円

※写真は盛り付け例です。盛り皿等は商品に含まれておりません。
※一部の店舗ではお取扱いのない商品がございます。
※価格はすべて税(8%)込です。

 お求めは三越各店
「菓遊庵」ショップにて。