8階 ジャパネスクギャラリー・ジャパネスクコート
能登半島地震から一年。その後、豪雨に見舞われた輪島ですが、心に灯した火は消えていません。 職人の魂と息づかいが込められた輪島塗の作品群を、新作も交えご紹介します。この機会にぜひご高覧ください。
今回の作品展では、置物や漆額から、お重 、酒器、お椀、箸など 食卓を彩るアイテムまで 、職人9名と工房・漆器店6社による総計約500点の作品を展示販売いたします。
会期中は、店頭に数名の職人が来場予定です。
北法相宗管長・清水寺貫主の森清範和上による、デモンストレーションと独演会
漆芸家
古込 和孝 氏
「思い通りに仕上げ、狙い通りの作品にするため」と塗りから加飾までの一貫生産にこだわる古込氏。
分業制の枠にとらわれることなく、沈金、螺鈿、漆絵、蒔絵といった多方面の技術を駆使して作品を作りあげています。
螺鈿杯 光彩 88,000円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<辻椀木地木工芸>
辻 正尭 氏
石川県輪島市「辻椀木地木工芸」の四代目木地師。
普段は漆塗り作家のためのオーダーメイド木地を挽きながら漆芸家として活動しています。主に漆器の材料となる「椀木地」を制作しており、一点一点ろくろで手挽きしています。常に美しい形の研究と、木の特徴を最大限に活かすモノづくりをしています。
ぐいのみ 13,200円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
蒔絵師
松木 大輔 氏
輪島の伝統的な工程を忠実に守りながら、堅苦しく考えずに、インスピレーションで思い浮かんだものを描くことを心がけて、作品作りをしています。
蒔絵香合 翡翠 220,000円
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<若島漆器店>
若島 孝雄 氏
1983年に日本伝統工芸展に初入選、奨励賞を受賞して以降、十七回入選を果たした後、八十歳を機に日本工芸会を退会しました。
その後は、堅牢な塗りと加飾の優美さを特徴とした輪島漆器の伝統的な技法を守りつつも、自由な立場で制作しています。
乾漆盛器 菊花 880,000円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<わじま塗の津田>
津田 眞一郎 氏
上塗りを自ら行い、普段使いのものでも上塗で工夫したものを中心に作品作りに取り組んでいます。漆は油なしを使用し、ツヤは半艶を基本にしています。
合鹿椀 漆釉 55,000円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<坂口漆器店>
坂口 彰緒 氏
先代から、お盆の真ん中を朱色にくっきりと塗り、まわりを黒く塗り分ける技法を一子相伝で受け継いでいます。その仕事は丁寧そのもので、刷毛ひとつひとつに帽子をかぶせるなど道具を大切にする心も初代ゆずりです。
乾漆 うさぎ 770,000円
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
蒔絵師
古原 秀樹 氏
蒔絵師として装身具や食器類、調度品など、さまざまなジャンルの作品を制作しています。
江戸、明治期の精密な作風が好きです。
手鏡「カワセミ」 121,000円
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<輪島塗しおやす漆器工房>
塩安 眞一 氏
古くからの輪島塗を大事にしつつ漆にできるさまざまな可能性を追求しています。
海外の有名ブランドとの協力や、デザイナーブランドでの一品物も制作。
六代目の塩安 康平 氏とともに新しい輪島塗の未来のためによいものづくりを目指しています。
片口 溜 無限蒔絵 143,000円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<川﨑漆器店>
川﨑 哲史 氏
<川﨑漆器店>では、"和食器としてしか使えない漆器”というイメージを払拭すべく、現代様式の中でも使える食器などを製造。古典技法の蒔絵や塗を研究し、花や生き物などの小さな命の声に耳を傾けた、独自の世界を美しくかつユーモラスに蒔絵で表現し商品開発をしています。
湯呑・茶托セット
山水蒔絵 330,000円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<わじま龍作>
池端 龍司 氏
輪島塗は使うほどに良さがわかるもの。先々代から続く『わじま龍作』ブランドは、妥協しない、最高のものを求める本来の輪島塗の精神を受け継いでいます。妥協のない仕事をしているからこそ、商品はすべてが自信作です。
丸重 童 440,000円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<輪島屋善仁>
中室 耕二郎 氏
工房にて各工程を担う職人たちとものづくりに励んでいます。デザインからお手元に届くまで、担い手ごとに製作の意図がブレないよう留意しつつ、分業ごとの完成を積み重ね、美しい器を生み出せるよう努めています。
根来大椀 洗朱 60,500円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<天野屋>
天野 誠 氏
輪島塗お箸製造「天野屋」の三代目です。創業以来、箸づくり一筋に励んで参りました。お箸と共に生きる日本人。赤ちゃんに使うお箸初めから人生最後の末期の水まで、お箸はいつもそばにあります。
桐箱二膳入りセット「銀うさぎ」
16,500円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<ヌシヤ株式会社>
浦出 真由 氏
「身につける伝統工芸」をテーマに漆を使ったファッションアイテムを中心に製作し、ジェンダーレスに漆をもっと身近に楽しんでもらえたらと思っています。漆を塗り重ねた漆珠のやわらかで上品な艶は、新しい宝石のような上品な輝きを持っています。
輪島でうまれた
うるしのブレスレット 各6,600円
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
<中島忠平漆器店>
中島 悠 氏
素材、布着、地の粉下地にこだわりつ つ、「毎日使いたくなるように」「皆が笑顔になり、その場が和むように」そんな願いを込め、世代を超えて受け 継がれる品を提供しています。
スープセット 52,800円
(天然木・天然漆)
■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート
「支援の輪をひろげよう-令和6年能登半島地震-」
北法相宗管長・清水寺貫主の森清範和上による、
デモンストレーションと独演会
能登半島地震で被災した地域を応援したいという強い想いを持つ森清範師が、ご自身の輪島に対する想いと、想いを表現した漢字一文字を揮毫するデモンストレーションと独演会を開催いたします。
■日時:1月16日(木)午後2時~午後3時
■会場:3階 特設会場 ■入場無料
森 清範(もり せいはん)
北法相宗管長・清水寺貫主。毎年財団法人日本漢字能力検定協会が主催する
「今年の漢字」において、公募で選ばれたその年を表す一文字の漢字を清水寺の
舞台で揮毫していることで知られる。
【同時開催】
「能登半島 パネル展示」
写真家 平林 克己
日本三大漆器のひとつに数えられる、堅牢でありながら優美な輪島塗。それを生み出す能登の風土と、伝統を未来へと繋げる職人たちの姿を伝える写真を展示します。
■日時:1月15日(水)~1月21日(火)【最終日午後5時終了】
■会場:3階 特設会場 ■入場無料
平林 克己(Katsumi Hirabayashi
Director of Photographer)
東京生まれ。
ウィーン、パリで写真家としての活動を始める。
外資系商社を経て、写真家として再スタート。商業分野の写真、動画撮影に従事するほか、世界8カ国、20都市以上で写真展を開催。
「写真」を軸としたディレクションや、大学等教育機関との協働作業など多方面で活動中。
※2025年1月8日(水)時点での情報です。
※掲載商品は諸般の事情により、変更・中止となる場合がございます。予めご了承ください。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて税込です。
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