8階 ジャパネスクギャラリー・ジャパネスクコート

WAJIMANOMIRAI 輪島の未来のために

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2024/02/12

堅牢な塗りと加飾の優美さを特徴とし、日本を代表する漆器として高く評価されている “輪島塗 ”。

1977年に文化財保護法に基づいて重要無形文化財に指定され、その保持団体として輪島塗技術保存会が認定を受けました。

およそ1000年の歴史を持つといわれ、国産のすばらしい素材と長年受け継がれる技術を駆使し、時代の変化に合わせて心に響く作品を作りあげてきました 。

この度令和6年能登半島地震で被災された職人たちが、作品を通じてお客さまと繋がりたいという願いと、名古屋三越の「日本の文化を守ることが百貨店の使命のひとつ」という考えのもとから、ものづくりの伝統を継承する職人たちの次への一歩を繋げたいという想いが重なり、輪島塗職人たちの作品展を開催する運びとなりました。

今回の作品展では、置物や漆額から、お重 、酒器、お椀、箸など 食卓を彩るアイテムまで 、職人9名と工房・漆器店10社による総計約600点の作品を展示販売 いたします。

会期中は、店頭に数名の職人が来場予定です。

■来場作家一例

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漆芸家 古込 和孝氏

「思い通りに仕上げ、狙い通りの作品にするため」と塗りから加飾までの一貫生産にこだわる古込氏。

分業制の枠にとらわれることなく、沈金、螺鈿、漆絵、蒔絵といった多方面の技術を駆使して作品を作りあげています。

展示作品一例

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螺鈿香合「蝶」330,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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張り貫き一閑「煤竹」550,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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張り貫き一閑茶器「ありがとう」660,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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<辻椀木地木工芸> 辻 正尭 氏

石川県輪島市「辻椀木地木工芸」の四代目木地師。

普段は漆塗り作家のためのオーダーメイド木地を挽きながら漆芸家として活動しています。主に漆器の材料となる「椀木地」を制作しており、一点一点ろくろで手挽きしています。常に美しい形の研究と、木の特徴を最大限に活かすモノづくりをしています。

展示作品一例

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汁椀KAKU 13,200円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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あてのパン皿 9,900円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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スコーン皿 8,800円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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<輪島塗しおやす漆器工房> 塩安 眞一 氏

古くからの輪島塗を大事にしつつ漆に出来るさまざまな可能性を追求しています。

海外の有名ブランドとの協力や、デザイナーブランドでの一品物も制作。

六代目の塩安 康平 氏とともに新しい輪島塗の未来のためによいものづくりを目指しています。

展示作品一例

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お重 220,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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すらり椀 19,800円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

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宝石箱 乾漆金梨地研ぎ出し 550,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

■出品作家一例

<輪島屋善仁>

中室 耕二郎 氏

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工房にて各工程を担う職人たちとものづくりに励んでいます。デザインからお手元に届くまで、担い手ごとに製作の意図がブレないよう留意しつつ、分業ごとの完成を積み重ね、美しい器を生み出せるよう努めています。

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眉見寺椀 洗朱 72,600円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

<漆芸辻工房>

辻 雅史 氏

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何百年も時を経た「根来塗り」と呼ばれる古びた雅味ある漆器に魅了され、ひび塗り、断紋塗りなどの変わり塗りに挑戦しています。また普段使いの器として食卓に馴染むような落ち着いた色調の器を目指して製作しています。

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断紋塗り四方盆 330,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

<坂口漆器店>

坂口 彰緒 

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先代から、お盆の真ん中を朱色にくっきりと塗り、まわりを黒く塗り分ける技法を一子相伝で受け継いでいます。その仕事は丁寧そのもので、刷毛ひとつひとつに帽子をかぶせるなど道具を大切にする心も初代ゆずりです。

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蒔絵盃「兎」 352,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

<わじま塗の津田>

津田 眞一郎 氏

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上塗りを自ら行い、普段使いのものでも上塗で工夫したものを中心に作品作りに取り組んでいます。漆は油なしを使用し、ツヤは半艶を基本にしています。

 

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兜香炉 2,750,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

蒔絵師

松木 大輔 氏

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輪島の伝統的な工程を忠実に守りながら、堅苦しく考えずに、インスピレーションで思い浮かんだものを描くことを心がけて、作品作りをしています。

 

 

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蒔絵盃「うなぎ登り」 88,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

<相上漆器工房>

相上 義澄 氏

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明治27年創業の塗師屋。輪島塗の下地づくりからの塗りの工程までを自社で手掛けています。

代々受け継がれた堅牢な輪島塗をつくるため、下地づくりで漆をじっくり時間をかけて乾かすのが特徴です。

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溜塗 煮物椀 220,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

<前田漆器工房>

前田 最継 氏

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前田漆器工房は1936年に石川県輪島市で漆器製造販売の工房として創業。下地から上塗りまでの工程をすべて手作業で行い、手に馴染み長く使っていただく漆器を製造しています。

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乾漆うさぎ 792,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

<中島忠平漆器店>

中島 悠 氏

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素材、布着、地の粉下地にこだわりつつ、「毎日使いたくなるように」「皆が笑顔になり、その場が和むように」そんな願いを込め、世代を超えて受け継がれる品を提供しています。

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銀縁酒器ぞろえ 330,000円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

蒔絵師

小西 紋野 氏

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自然界の美しい景色を蒔絵に宿すことをイメージし、草花の鮮やかさ、空の色、躍動する生き物たちを想像しながら蒔絵の伝統技法を探求し、掌に楽しむ作品を制作しています。

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輪島塗スープボール「紅葉」

赤・黒 各33,880円

■8階 ジャパネスクギャラリー/ジャパネスクコート

<八重門漆器店>

八重門 亮輔 氏

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創業明治元年の漆器店で、伝統的な輪島塗から現代作家の作品まで、お客さまの嗜好に合ったこだわりの品々を取り揃えています。

輪島の地に息づく歴史と伝統を今に伝え続けています。

※2月14日(水)時点での情報です。

※掲載商品は諸般の事情により、変更・中止となる場合がございます。予めご了承ください。

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。

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