三越ギャラリー
美しいガラス素材の良さを最大限に生かしたヴェネチアンガラスの技術を用い、吹きガラスで彫刻作品の制作をしているアーティストの植木寛子氏。本展は、19世紀末フランスのアール・ヌーヴォーを代表するエミール・ガレ、ドーム兄弟の作品とともに、ヴェネチア・ムラーノ島で世界的ガラスマエストロピノ・シニョレット(故)と制作した植木寛子氏の作品を展覧いたします。自然への賛歌をガラスに込めたガレやドーム兄弟。伝統的なヴェネチアンガラスの技術を現代へ昇華させたピノ・シニョレット氏。そして、その炎と技を受け継ぎながら独自の世界観を表現する植木寛子氏。時代や国境を超えて受け継がれてきた「光と炎の芸術」をご覧いただくとともに、ガラスという素材が持つ無限の可能性をご高覧ください。
◎会期中、作家在廊予定
左)ピノ・シニョレット 右)植木寛子
ピノ・シニョレットについて
ピノ・シニョレット(1944-2017)は、イタリア・ヴェネチア ムラーノ島を代表する世界的ガラスマエストロ。世界中のアーティストが彼との制作を所望し、ムラーノ島を訪れたが、シニョレット氏は限られた作家にのみに制作機会を与えていた。ピカソやダリとも制作を共にした超一流のマエストロは植木寛子の若き発想に共鳴し晩年から最期を迎えるまで約15年間に渡り共同制作をした。2017年の逝去により、女神像やガラスの靴などは二度と新たに制作されることのない貴重な作品群である。
植木 寛子(HIROKO UEKI)
2000年 ルーマニアにて制作 国内百貨店にて作家デビュー
2001年 イタリア、ヴェネチアのムラノ島にて制作開始
2009年 東京国立近代美術館『装飾の力』展にて作品出品・所蔵
2011年 サントリー美術館「あこがれのヴェネチアン・グラス
-時を超え、海を越えて」展に最年少、最多出品
2012年~2015年 Premio Muranoヴィヴィアンウェストウッドと共にデザイン画招待出品
2018年 月刊美術新年号と6 月号に特集記事掲載
特殊照明レーザーによる光でインスタレーション作品を発表
Lighting&Laser AiBA 氏とのコラボレーション
2019年 TABI LABO Presents ガラスと光、WABARA を用いた植物、
香りを融合したイベントを開催
SANRIO EXPO 2019 Hello Kitty出品
2020年 20周年記念本「FINDING VENUS」を出版
2021年 銀座のパティスリー LOUANGE TOKYO Le Musēeと作品コラボ個展開催
2025年 制作発表25周年を迎え青山「ateliergather」にてフラワーコラボレーター Daisuke Shimura氏とコラボ展“Beginning”を開催
現在、箱根ガラスの森美術館ショップにて作品を展示・販売中
9月以降、25周年記念展を雲仙ビードロ美術館にて展覧会予定
デビューから現在にいたるまで国内外各地で個展開催100カ所以上
植木寛子【澄み渡るこの世のパラドックス】幅16×奥行10×高さ36cm
ガレ【ケシ文花器】制作年:1905年頃、幅10.8×高さ7.7cm
※掲載作品はお電話でのご予約も承ります。
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※お問い合わせ先:札幌三越 本館9階 美術画廊:011-271-3311 代表
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