本館5階 スペース#5
■<富山アイコニック>の誕生と輝くボンボニエール展
300年以上の伝統を受け継ぐ〝富山の薬売り”。明治・大正期には手作りのガラスの薬瓶製造で、富山は全国のトップクラスの技術を誇っていました。現在でも富山市では「ガラスの街づくり」に取り組んでいます。「富山市ガラス美術館」では、世界のガラスの逸品が展示され、「富山ガラス造形研究所」では、ガラスに特化した指導を行い、毎年すぐれたガラス作家を輩出しています。
今回の展示では、そのようなガラスとの結びつきが深い富山で、有志6名のガラス作家が豊かな自然を感じながら制作する、新ブランド<富山アイコニック>の初お披露目と、個性豊かな17名の作家たちの「ボンボニエール」をご紹介いたします。
また、作家の匠の技が感じられ、ガラスの魅力と表情が伝わる「アートピース」の数々もご覧いただけます。
▼<富山アイコニック>
2019年、富山で活動するガラス作家の中から6人の有志が集まり、制作に取り組んだ<富山アイコニック>。
作家活動だけにとどまることなく、ひとつの目標に向かってガラスのモノづくりをはじめました。目指したのは、使う人が豊かな気持ちで、心地よい時間を過ごしてもらうためのガラス、そして感謝の気持ちやメッセージを最大限にお伝えするための贈り物としてのガラスです。神々しい立山連峰に囲まれ、豊富な美しい水に恵まれ、海へとつながる富山の自然そのものが表現されています。
参加作家…イケダミツアキ / 岩坂卓 / 北村三彩 / 金東希 / 古賀雄大 / 小宮崇 (五十音順)
(写真 上:佐野猛 | 下:佐野曜子)
▼ボンボニエール
皇室のお祝い事に贈られる品として有名な「ボンボニエール」。富山の17名のガラス作家による、個性が輝く多種多様な作品です。
参加作家…市川知也 / 金津沙矢香 / 北岡真澄 / 小暮紀一 / 小寺暁洋 / 小林俊和 / 小林洋行 / 佐野猛 / 佐野曜子 / サブロウ /
杉江真奈美 / 鈴木亜紀子 / 作道僚子 / 中尾雅一 / 南佳織 / 輪島明子 / ワタナベサラ (五十音順)
(写真左から…安田泰三 / 小暮紀一 / 小林俊和 / 南佳織 / 三野直子)
※安田泰三氏の作品写真はイメージです。
▼アートピース
5名の作家による、富山のガラス技術の高さを象徴するような「アートピース」。
花器やオブジェ、香炉などをご紹介いたします。
参加作家…小暮紀一 / 小林俊和 / 南佳織 / 三野直子 / 安田泰三 (五十音順)
<富山アイコニック>
ロング・ステムA(ゴールドイエロー)
グラス本体にくびれのあるエレガントな「ロング・ステムA」のかたちは、食器棚を彩るオブジェとしても活躍します。ワインはもちろん、ビールや日本酒、カクテルを飲む際にもお使いいただけます。
「ロング・ステムA」の異なる色や、「ロング・ステムB」の同じ色と組み合わせた、ペアのギフトアイテムとしてもおすすめです。
<富山アイコニック>
ロング・ステムB(シルバーグレー)
重厚感のあるステムは、グラスの安定感を支えるだけでなく、デザインとしても愉しめます。ワインはもちろん、ビールや日本酒、カクテルを飲む際にもお使いいただけます。
「ロング・ステムB」の異なる色や、「ロング・ステムA」の同じ色と組み合わせたペアのギフトアイテムとしてもおすすめです。
<富山アイコニック>
ショート・ステム(クリア)
口径の広い「ショート・ステム」は、使い道がいろいろ。ワインなどのドリンクだけではなく、ヨーグルトやアイスクリームなどのスイーツを盛り付けていただくことができます。
<富山アイコニック>
ショート・タンブラー(シルバーグレー)
スッキリとしたデザインの「ショート・タンブラー」は、日々の暮らしに寄り添うシンプルなかたちが特徴。ミネラルウォーターや冷たいお茶などを飲む何気ない時間を特別な瞬間に変えてくれるようなこだわりのグラスです。
<富山アイコニック>
ラージ・プレート(クリア)
シンプルなかたちでありながら、ガラスのきらめきを最大限に引き出した「ラージ・プレート」。光が当たるときらりと輝きます。トマトや生ハムのサラダや季節のフルーツなど、冷たくてカラフルな食材との相性が抜群です。
同じデザインの「スモール・プレート」とセットでお使いいただくこともおすすめです。
<富山アイコニック>
一輪挿し(コシノアオ)
手のひらサイズの一輪挿しは、食卓や玄関先にも飾りやすいサイズ。生花だけではなく、ドライフラワーを挿しても映えます。
色は「富山ガラス工房」と「富山大学」が共同研究をして開発された「コシノアオ」というオリジナルカラー。富山湾の海をイメージした深く美しい碧を表しています。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
その他のニュース