2018年10月24日(水) ~ 2018年11月5日(月) ※最終日は午後6時閉場
2018年10月24日[水]- 11月5日[月] 午前10時~午後6時30分【午後7時閉場】 ※最終日は午後5時30分まで【午後6時閉場】
日本橋三越本店 新館7階 催物会場
入場料:一般・大学生800円/高校・中学生600円[小学生以下無料・税込]
※三越 M CARD、伊勢丹アイカード、エムアイ友の会 会員証、三越伊勢丹ホールディングス株主様ご優待カード、
障害者手帳のご提示で、ご本人さま、ご同伴1名さままで無料でご入場いただけます。
2018/10/17 更新
1954(昭和29)年、初めて念願のヨーロッパ取材が叶った木村伊兵衛は、ライカのカメラと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手に渡仏。
パリでは、写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンと親交を深めます。そしてブレッソンの撮影ぶりを見て大いに刺激され、自身も積極的にパリを撮影しました。翌年、再び訪れたパリでは写真家ロベール・ドアノーと一緒にパリ祭を撮影して回りました。
こうして彼は生きたパリの町並みと、下町の庶民のドラマを見ることができたのです。作品のなかでもとりわけ異色なカラー表現されたパリは、
撮影後半世紀を経て、アルル国際写真フェスティバルやパリ市庁舎写真展などで紹介され、あらためて国際的な評価を受けることになりました。
本展では、約130点のカラー作品から、往時のパリの魅力をお楽しみください。
ノートル=ダム寺院、パリ (1954年)
パリ (1954-55年)
夕暮れのコンコルド広場、パリ (1954年)
職人町のパリ祭、メニルモンタン、パリ (1955年)
古い街、パリ (1954年)
© Naoko Kimura
木村伊兵衛写真賞
日本写真界の発展に寄与した昭和を代表する写真家、故・木村伊兵衛の功績を記念して、朝日新聞社が1975年に創設した写真賞。
新人を対象とし、毎年、時代を切り開く優れた成果をあげた若い写真家に贈られるもので、数多くの有名な写真家を輩出している。
藤原新也、岩合光昭、田原桂一、三好和義、中村征夫、星野道夫、今森光彦、畠山直哉、都築響一、ホンマタカシ、長島有里枝、蜷川実花、
HIROMIX、梅佳代などが受賞。
鈴木芳雄氏(編集者/美術ジャーナリスト)ギャラリートーク
「木村伊兵衛という写真家がいた。―その魅力を知る。撮り方を学ぶ―」
■10月24日(水) ■午後6時〜 (約40分) ■会場内にて
田沼武能氏(本展監修者/写真家)ギャラリートーク
■10月27日(土) ■午後2時〜 (約30分) ■会場内にて
※ギャラリートークご参加には入場券が必要となります。※椅子のご用意はございません。 ※混雑が予想される場合、入場制限をすることがございます。
※都合により、イベントの内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。
写真展「木村伊兵衛 パリ残像」開催記念 モダンプリント特別限定販売
■10月24日(水)〜11月5日(月) ■新館7階 写真展「木村伊兵衛 パリ残像」物販コーナー
日本橋三越本店開催記念として「パリ残像」作品の中から5イメージを特別販売いたします。
販売価格
1作品 324,000円(額代・税込)
◯プリントサイズ:大四つ切り(約279×355mm)
◯額外寸:約426×528mm ◯仕様:見本と同じ額が付きます(額の色は、共通1種類)。 ◯限定数:受注制作。各イメージ20部限定、番号入り。
◯納品日:受注制作のため、お届けまでに会期終了後、約40日間のお日にちをいただきます。
※モダンプリントには、作家のエンボス署名が捺されます。 ※数に限りがございますので、売切れの際はご容赦ください。※掲載されている額装イメージは、実際のプリントと若干異なる場合がございます。
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