親しい友人を招いたり、また招かれたり。この時期、楽しくも悩ましいのがパーティーの準備です。
せっかくだから自分らしく設えたい。でも、パーティーのコーディネートに自分らしいオリジナリティー…。さて、どうやって…?
リビングコンシェルジュさんがくれた答えは「自分の大好きなことがらを、素敵なものへと繋げていく」という、考え方でした。
中江 有里(なかえ ゆり)氏
1973年大阪府生まれ。89年デビュー。以来、数多くのTVドラマや映画に出演。
2002年「納豆ウドン」で「第23回NHK大阪 ラジオドラマ脚本懸賞」最高賞受賞、脚本家としても活躍。
2013年法政大学日本文学科を卒業。
無類の本好き、旅好きとしても知られ、読書をテーマに多くの講演をこなす。
NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。
NHK「ひるまえほっと」“中江有里のブックレビュー”
フジテレビ系「とくダネ!」
日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」
「東京新聞」読書エッセイ連載
『結婚写真』(小学館文庫)
『ティンホイッスル』(角川書店)
『ホンのひととき 終わらない読書』(PHP文芸文庫)
『わたしの本棚』(PHP研究所)
など著作多数。
撮影衣装 協力〈René〉日本橋三越本店 本館3階 ルネ
「中江さまは筑前煮がお好きだとお伺いました」
はい、お料理であれば煮物などに始まる和食、甘味であれば宇治金時など…。「渋好みだね」と言われることも多いかも(笑)。
「では、クリスマスコーディネートにも、可愛らしく煮物を盛りつけてみられるのはいかがでしょうか。好物のお話や、なぜそれがお好きなのか、といった会話が盛りあがるかもしれません」
コンシェルジュさんが設えてくれたテーブルには、クリスマスらしい華やかさと伝統を感じる焼物や漆器が互いに響き合うように調和していました。
和皿や塗り皿を洋皿に重ねるアイディア。そこから、あるじの好みや生い立ちなどの背景が紡がれる。なんて素敵な、もてなしのテーブルでしょうか。
「装花や装飾品などは、ご自宅のテイストをお伺いし、トータルコーディネートをご用意することも可能です」
難しい部分に頭を悩ますことなく、私の世界観をくみ取ってくれるのはとっても心強いですね。
なるほど、ただ食器や装飾品を勧めるのではなく、「自分がどう在りたいか」を形にしてくれるのがコンシェルジュサービスなのだと、知りました。