美術
旧伯爵・清閑寺家の許可を得て、明治初期に初代菊次郎によって創設された清閑寺窯は、仁清・古清水を継承する窯元です。
二代目龍斉、三代目祥平、父である四代目祥平の代を経て、2020年、杉田眞龍さんが清閑寺窯五代目を襲名しました。
眞龍さんの緻密な絵付け、繊細な色彩、大胆な構図。
広島での初個展となる本展では、一目で魅了される作品が約75点揃います。広島の空気感を出したお茶碗『檸檬』・『瀬戸内』も制作してくださいました。
技術を継承しながら現在を描く京焼作家・杉田眞龍さんの作品をぜひこの機会にご覧ください。
■作家来場:期間中、連日来場いたします。
【杉田眞龍/Sugita Maryu 略歴】
京都生まれ
京都芸術短期大学 日本画本科・専攻科 卒業
京都府立陶工高等技術専門学校 図案科 卒業
京都市工業試験場 修了
1999年 清閑寺窯に入り、祖父の三代目祥平氏、父の四代目祥平氏に師事
2014年 京焼伝統工芸士に認定される
2018年 フランスのブルトウイユ城美術館に作品収蔵
2020年 清閑寺窯5代目を襲名
二凌会会員
「檸檬」 口径11.5×高さ7.8㎝
「Cathedrale Notte Dame Paris」口径11.5×高さ7.8㎝
「瀬戸内」口径11.5×高さ7.8㎝
*都合により展示作品が変更となる場合がございます。
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