美術
ごあいさつ
このたび、広島三越では「わが心のシルクロード七代加藤幸兵衛展」を開催する運びとなりました。加藤幸兵衛先生は、一八〇四年開窯の美濃の名窯「幸兵衛窯」の七代目当主でおられますが、戦時中に広島市比治山で生を受けられた当地に所縁の深い作家のおひとりです。
人間国宝の父加藤卓男先生が生涯をかけて復元された「幻の名陶ラスター彩」を始めとするペルシア陶技を共に研究され、卓男先生亡き後はこれらの技法を独自の感性で深め、現代に息づくペルシア陶の優美な世界を築いておられます。
また、二〇一三年からラスター彩技術の里帰りプロジェクトを開始され、二〇一六年と二〇一九年にはイラン人陶芸家に技術指導を行い、国境を越えた文化交流への貢献が認められ、外務大臣表彰及び文化庁地域文化功労者表彰を受けられました。本展では、ラスター彩、淡青釉、三彩など、シルクロードの香り豊かな力作を展覧いたします。ぜひご高覧賜りますようご案内申し上げます。
二〇二六年七月吉日広島三越
*都合により展示作品が変更となる場合がございます。
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