紳士服・雑貨

ライバルは「自然」<yuhaku/ユハク>代表 仲垣友博氏インタビュー 後編

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2020/02/19

【はじめに】

 

染色を基調に、色にこだわりを持った魅力ある製品を提供している<yuhaku/ユハク>。

 

昨年10周年を迎え、ますますブランドとしての魅力が増している今、銀座三越での新しいチャレンジが決まりました。

今一度<yuhaku>の魅力をひも解くべく、銀座三越紳士雑貨担当アシスタントバイヤー片桐涼が、創業者であり独自の染色技法の生みの親でもある仲垣友博氏にお話をお伺いしました。

 

 

■<yuhaku>POP UP情報

通常お取り扱いのない革小物の「Shibori」シリーズや鞄、新作のベルト等、<yuhaku>の商品を幅広くご紹介いたします。仲垣氏が<yuhaku>として初めてご紹介する立体作品や絵画作品もご用意いたしました。

 

■仲垣氏 来店情報

下記日時にて、仲垣氏が来店します。

是非お誘いあわせの上、お越しくださいませ。

 

2月22日(土) 午後1時~午後7時

2月23日(日) 正午~午後7時

2月29日(土) 正午~午後7時

3月1日(日) 正午~午後7時

※予告なく日時が変更にな場合がございます。ご了承くださいませ。

 

■POP UP 会期:2月19日(水)~3月3日(火)

■お問合せ:03-3535-9386(銀座三越5階 革小物・ベルト売場 直通)

 

インタビュー前編は下記よりご覧ください。

 

 

 

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<yuhaku> Veratula シリーズ

 

 

【EP.4 <yuhaku>の目指すもの】

 

片桐

「<yuhaku>誕生までのエピソードをお伺いさせていただきましたが、改めてお聞きします。

 

<yuhaku>というブランドは何を目指されているのでしょうか。」

 

仲垣氏

「ずっと意識していることの1つに、有機質と無機質のバランスがあります。

 

<yuhaku>には、移り変わりをイメージさせるグラデーションによる有機的な色味と一見無機質ともとらえられるシンプルなデザインの2つのものが世界観を持った1つの商品のなかに存在します。

 

片桐

「色とデザインのバランスですね。」

 

仲垣氏

「美さの判断基準として、デザインは後天的ですが、色は先天的なものに左右されるといいます。

 

例えば、もののデザインは人によって好き嫌いがわかれますが、夕焼け空はどんな人がみても美しいと感じる、といったことです。つまり、色はよりその人の「美しい」とおもう気持ちの本質的なところに訴えかけることができます。

 

その色をより生かすために、デザインは使う動線を考えながらも、シンプルさを心がけています。」

 

片桐

「納得です。<yuhaku>が性別、年代問わず支持されている理由の1つなのでしょうね。

 

ちなみに、意識される『ライバル』のようなものはおありなのでしょうか?」

 

仲垣氏

「ライバルは『自然』ですね。

 

有機的な美しさです。」

 

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【EP.5 グラデーションへの思い】

 

片桐

「<yuhaku>の魅力である、グラデーションについてお聞きしたいのですが、なぜグラデーションに目をつけられたのでしょうか。」

 

仲垣氏

「グラデーションは見る人に『変化』をイメージさせるため、よりエモーショナルといわれています。単色よりも人の心に訴えかけていく、響かせるような効果が商品をより引き立てます。

 

明るい色は濃い色との濃淡の差があってこそより映えます。それを表現するために何色も色を重ね、経年変化も想定した美しいグラデーションを作り上げています。」

 

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<yuhaku> Evo シリーズ

 

 

片桐

「アンティークっぽさの表現を目的としたグラデーションではないのですね。」

 

仲垣氏

「海外ではアンティーク加工の表現としてグラデーションを用いますが、<yuhaku>がグラデーションを用いるのは色を引き立てる効果のためであり、全く異なる理由なんです。

 

<yuhaku>は日本古来のわびさびの感覚を大切に、モノトーンの空間に1点色を差し、それによって全体が引き締められるということを想定しています。

 

一輪の花のようなイメージです。

 

だからこそyuhakuではその一輪の花の色を最も引き立たせるためにグラデーションで表現をしています。」

 

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<yuhaku> Foschia シリーズ

 

 

【EP.6 今回のPOP UPについて】

 

片桐

「今回の銀座三越でのPOP UPでは立体作品、アート作品に挑戦していただいています。正直なお気持ちをお聞かせいただけますでしょうか。

 

仲垣氏

「やはりもともとアートをやりたいと思っていたこともあり、こういった企画があることをうれしく思っています。

 

<yuhaku>というブランドをすでにお客様がご存知な売場なので、革から離れすぎずに立体作品・アート作品を作ろうと意識しました。

 

その上で、祖父が盆栽の先生をやっており、自分も盆栽が当たり前の中で育ってきたという原点、また先ほどもお伝えした『有機質と無機質のバランス』を表現しようと、今回は盆栽をアート作品として<yuhaku>ブランドとしてご紹介します。」

 

片桐

「ご家族やご友人からのご影響が、今の作品にも繋がっているんですね。」

 

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仲垣氏

「また、今回のテーマの一つの中に「空の情景」があります。国境のない空の移り変わりの情景を手染めで表現しました。

 

そこには、美しさを感じる心には国境はないという思いを込めています。

 

その有機的な情景に対し、最も無機的であると考える形『正方形(スクエア)』を組み合わせることで、<yuhaku>らしさ=『自分』らしさを表現しています。」

 

片桐

「銀座三越へは、海外のお客さまも多くいらっしゃいます。国内外問わず、お客さまお一人お一人に美しさが伝わる作品ですね。

 

<yuhaku>として一層ブランドの魅力が増す中、仲垣さんの原点ともいえるアート作品を、銀座三越でお客さまにご紹介できること、とてもうれしく思っております。

 

本日は貴重なお話をありがとうございました。」

 

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※画像はイメージです。

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