ジャパンエディション

ONLY MI 「趣味の箱コレクション~江戸の匠の技~」バイヤーPICK UP<岩井つづら店>

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2019/03/8 UP

銀座三越ジャパンコレクションのバイヤーがおすすめする<岩井つづら店>のつづら。

その制作工程の一部をご紹介致します。

 

【バイヤーズVOICE】

日本では古くから生活の中に箱がありました。日本人は箱に対する関心が高く、その形式や装飾を多様に発達させています。竹のひご、木・草の皮や芯、蔓などを編んで作ったつづらは中でも歴史が古く、着物などを収納していました。通気性もよく、見た目にも美しいつづらは「用の美」といえます。竹と和紙の素材で軽いため、物をしまうだけでなく、そのまま持ち運びができ、キャリーケースとしても活躍します。またその工芸としての美しさから見せる収納としてインテリアにもなります。現代の住空間にぴったりのつづらの魅力をご提案致します。会期中はパターンオーダーも承っております。自分だけのつづらをお作りになってみてはいかがでしょうか?

 

                                            Japan collection バイヤー 小谷野敬行

 

【イベント情報】

■タイトル:「ONLY MI 趣味の箱コレクション~江戸の匠の技~」バイヤーPICK UP<岩井つづら店>

■会期:3月13日(水)~19日(火)

■場所:銀座三越7階 ジャパンエディション

 

※画像はイメージです。

※パターンオーダーには数に限りがございます。またお渡しまでに3~6か月(商品による)お時間を頂戴いたしますのでご了承下さいませ。

 

 

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【文久年間創業 日本橋人形町 岩井つづら店】

つづらは、ツヅラフジの蔓で編んだ衣服などを入れる蓋付きのかごのことを称していました。のちには竹やひのきの薄片で網代に編み、上に和紙を貼って柿渋・漆などを塗ったものを作るようになりました。元禄時代になり、葛籠屋甚兵衛という江戸の商人が婚礼の道具として作りだしたことから、庶民にも親しみやすいものとなっていったと言われています。最盛期は明治時代から大正時代にかけてのころで呉服の街として名高い日本橋にはつづらの職人も多く、つづら屋の組合もあったそうです。

岩井つづら店のつづらは、竹と和紙で作られたかごを朱や黒、溜色のカシューナッツを原料としたカシュー漆を表面に塗った工芸品です。独特の光沢感をもち、見た目の美しさが特徴です。現代では部屋のインテリアに、小物の収納に、また海外のお土産としても人気です。

 

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【竹かごを編む】

竹かごは、茨城県筑波、埼玉県小川の真竹、孟宋竹の伐採から始まります。伐採した竹を八つ割りにしてさらに割り、竹をへぎ(薄く裂く)、厚さ、幅を揃えて竹ひごを作ります。出来上がったひごをつづらの形に編んでいきます。

 

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【つづらに和紙を貼る】

竹かごの形を整えてから内側に和紙を貼ります。縁に和紙を貼り、外側に和紙を貼っていきます。和紙を貼るときに使う糊刷毛、フノリ刷毛、竹櫛を使用して竹の凹凸に合わせて貼ります。フノリは和紙を強固にし、漆の光沢にかかわります。和紙は埼玉県小川町の手すき和紙を使用しております。

 

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【つづらに下地を塗る】

和紙を貼って乾燥させたつづらに下地を塗ります。黒色のつづらは、柿渋に松煙(松の煤)を混ぜて塗り、朱色、溜色のつづらは、柿渋に松煙、ベンガラを混ぜて塗ります。乾燥後、柿渋だけを塗ります。この工程が漆の光沢に大きくかかわります。柿渋は青いうちに収穫した渋柿の未熟果を搾汁し発酵熟成させたものです。

日本では古くからこの柿渋を塗料や染料として活用してきました。

 

 

 

 

 

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【つづらに漆を塗る】

下地を塗って乾燥したつづらに漆を塗ります。乾燥後、内側に化粧和紙を貼ります。

その後、家紋やお名入れがある場合はお入れ致します。

漆は戦後生産が減り、日本の企業が開発したカシュー漆を使用しております。

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<岩井つづら店>

小物入れ

文房具入れや、お針箱などお好きなものをいれられる便利な小物入れ。岩井つづら店で一番小さいつづらです。内張りの和紙は越中染紙で塗りは黒、溜、朱の3色ございます。

※画像はイメージです。

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<岩井つづら店>

手文庫大

文箱として作られた箱です。A4サイズが入るので書類を入れるのはもちろん、大切な手紙や本、写真など思い出の品を入れるのもおすすめです。

※画像はイメージです。

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

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