ギャラリー
福岡を拠点に活動する画家、田中千智氏。 田中氏の黒い背景の絵は印象的で、どこかにありそうでない夜の風景が描かれています。
広がる白い地平線や黒い空は、人に想像させる余白があります。 そのため見る人によって、雪であり夜であり闇でもあり、
鑑賞者が絵を見て思い巡らすという、絵画の本質が詰まっています。
近年では、国内外の展覧会・アートフェアに多数出展、 また本の装丁や映画祭のビジュアルを手がけています。
2人の息子を育てる彼女が描く、こどもの世界。
こどもたちが季節ごとに様々な体験をして、成長していく様子が描かれた新作を含め、約30点を展示いたします。
「白と黒と日常」
白と黒の世界と日常 白く真っ新なキャンバスをみると、真冬の冷たい空気を吸った時のように、とても清々しい気持ちになります。
それは、初めて絵を描き始めたときから、変わることがありません。
2020年、私の環境は大きく変化し、自分ひとりだけの世界から、子どもの世界にも触れるようになりました。
新しい仕事から、刺激を受けて、また、違う絵を描きたくなることもあります。
影響されたり、されなかったり、そうやって、これからも制作を続けていきたいと思っています。
田中千智 Chisato TANAKA
田中千智
「2020年のこども」
油彩、アクリル、キャンバス
31.8×41.0cm
2019年
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