早いもので、今年も残すところあと僅か。おせち料理の準備はお済みでしょうか? おせちは購入派!という方。今年は好きなおせちだけを“パーツ買い”するアラカルトスタイルもおすすめですよ。手づくり派の方は、プロの味を少しだけ取り入れる“ハイブリッドおせち”なんていかがでしょう。お重がなければ、豆皿で楽しむもよし。おせちは縁起物なので、叶えたい願いに応じて買う、という開運重視スタイル(?)もありかもしれません。ここではそれぞれの意味や由来を少しだけ紐解きつつ、三越おすすめの単品おせち10選をご紹介します。
艶やかな黒豆は、お正月の「祝い肴三種」のひとつ。「豆」と「まめ」(勤勉・健康)をかけて、「勤勉に働き、元気に暮らせるように」という願いが込められています。おすすめは、<日本橋弁松総本店>の黒豆。岩手県産雁喰豆の深みのある味わいを活かし、“甘濃ゆい”味に煮仕上げた純江戸風の黒豆は、どこか懐かしい味わいです。
3,456円(400g)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/日本橋弁松総本店 柱番号B-6・7
■銀座三越 地下2階/弁当
[販売期間]2019年12月26日(木)〜31日(火)まで
甘くてふわふわの伊達巻は、子どもにも大人気。「巻物」のような形が書物や掛け軸を連想させることから、学問や習い事の成就を願う食べ物とされています。三越で買うなら、<竹徳かまぼこ>の伊達巻がおすすめ。国産卵と四国産和三盆の甘みを活かした伊達巻は、今も石臼を使用するなど、昔ながらの製法で丹念につくられています。
2,160円(1本)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/竹徳かまぼこ 柱番号C-9
[販売期間]2020年1月10日(金)まで
かまぼこは、おせちの定番中の定番。薄桃色は「魔除け」、白色は「清浄」を表し、半円形は新年の門出にふさわしい「日の出」(年神様)の象徴とされています。日本橋三越本店でも数多く取り扱いがありますが、イチ押しは<竹徳かまぼこ>。金沢の金箔をあしらった雅やかなかまぼこは、厳選したグチの旨みがぎゅっと詰まっています。
3,240円(1本)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/竹徳かまぼこ 柱番号C-9
[販売期間]2019年12月31日(火)まで
[販売個数]100本限り
昆布といえば、「よろこぶ」の語呂合わせにかけた縁起物として有名です。「養老昆布」(よろこぶ)と漢字をあてて両親の健康と長寿を願ったほか、「子生」(こぶ)と書くことで子孫繁栄の願いを託したという説も。中の魚はさまざまですが、鮭の鮮やかな紅色はお正月にぴったり。<鮎家>の「紅鮭紅葉巻」は、数ある巻物の中でも人気の品です。
1,728円(1本/190g)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/鮎家 柱番号A-9
[販売期間]2019年12月26日(木)〜31日(火)まで
栗きんとんは、おせちの中でも人気者。黄金色を財宝に見立て、蓄財や金運上昇の願いを込めたとされています。武家社会では「勝ち栗」とも言われ、戦に勝つための縁起物として重宝されたのだとか。日本橋三越本店のおすすめは、栗菓子の名店<小布施堂>の栗きんとん。お菓子の「栗鹿ノ子」よりもすっきりとした味わいで、他のおせち料理とも好相性です。
1,728円(270g)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/小布施堂 柱番号A-3
[販売期間]2020年1月4日(土)まで
ぷちぷち・こりこりとした食感や、食べるときの音が楽しい数の子。びっしり詰まった黄金色の卵は、子孫繁栄の象徴です。親のにしんが「二親健在」にも通じるため、親の健康を願う縁起物としても知られています。三越のおすすめは<なだ万厨房>。伝統の出汁で数の子本来の旨みを際立たせた、日本料理の老舗ならではの逸品です。
1,890円(1パック)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/なだ万厨房 柱番号A-9
[販売期間]2019年12月26日(木)〜31日(火)
にんじんの赤と、大根の白のコントラストが美しいなます。縁起のよい紅白の水引に見立てたもので、平和や平安を願って食されてきたともいわれます。甘酢のさっぱりとした風味は、お口直しにもぴったりです。<美濃吉>の紅白なますは、京野菜の金時人参と、京都三条<村山造酢>が手がけるまろやかな酸味の純米酢「千鳥酢」を使用しています。
994円(1パック/150g入)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/美濃吉 柱番号A-8横
■銀座三越 地下2階/和総菜
真っ赤な有頭海老は、お祝いに欠かせない存在です。長いひげと曲がった腰は長寿の象徴。飛び出した目は「めでたし」という言葉を連想させ、脱皮を繰り返す生態は、成長や発展、はたまた出世のシンボルともされています。日本橋三越本店で買うなら、<海老屋總本舗>の「鬼がら焼」がおすすめです。
1,134円(1パック/4串入)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/海老屋總本舗 柱番号A-10
尾頭付きの鯛は、古くから日本の祝膳に欠かせない食材。その堂々たる風格と繊細な味わいは、お祝いの席の“格”を上げてしまうほどの存在感があります。魚総菜の専門店<築地なが田>では、祝い鯛にふさわしく、踊り串をして尾を跳ね上げた姿でご提供。飾り塩もプロの技です。軽くあたためていただくと一層おいしいですよ。
2,800円(1尾)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/築地なが田 柱番号C-8
■銀座三越 地下2階/和総菜
お正月をはじめとした慶事で重宝される麩。なかでも金沢は、京都と並んで生麩・飾り麩の産地として知られ、おめでたいモチーフをかたどったものもたくさんあります。昔ながらの製法でつくられる<加賀麩 不室屋>の麩もそのひとつ。松竹梅を模した愛らしい一品で、おせち料理の彩りや、汁物の浮身としても活躍してくれそうです。
702円(1パック)
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■日本橋三越本店 本館地下1階/加賀麩 不室屋 柱番号A-9
[販売期間]2020年1月6日(月)まで
FLOOR GUIDE
ご紹介した以外のこだわりの一品はおせちはこちら。
※価格はすべて税込です。
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※写真はイメージです。
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